ニュースリリース

Home > ニュースリリース > ゴルフ場におけるローカル5Gを活用したコース運営の効率化及び新たなゴルフ体験の実現に関する実証実験の開始について

2022年11月4日
株式会社地域ワイヤレスジャパン

ゴルフ場におけるローカル5Gを活用したコース運営の効率化及び新たなゴルフ体験の実現に関する実証実験の開始について



株式会社地域ワイヤレスジャパン(本社:東京都千代田区、代表取締役:庄司 洋之、以下「RWJ」)、ケーブルテレビ株式会社(本社:栃木県栃木市、代表取締役社長:髙田 光浩、以下「ケーブルテレビ」)、株式会社栃木ヶ丘ゴルフ倶楽部(本社:栃木県鹿沼市、代表取締役:福島 範治、以下「栃木ヶ丘ゴルフ倶楽部」)(以下「3社」)は、栃木県栃木市のゴルフ場において、2022年12月より「ゴルフ場におけるローカル5Gを活用したコース運営の効率化及び新たなゴルフ体験の実現に関する実証実験」(以下「本実証実験」)を開始します。本実証実験は、総務省「令和4年度 課題解決型ローカル5G等の実現に向けた開発実証」に選定されたものです。

グローバルのスポーツ市場が長期的に成長している中で、国内スポーツ市場においても市場拡大が見込まれています。特にスポーツとIT技術を掛け合わせて新たな価値を創出することがトレンドとなっており、今後スポーツ産業が大きく活性化することを期待されています。国内のゴルフの市場規模は1兆円超と大きな市場になっていますが、一方、高齢化に伴うゴルフ参加人口の減少や従業員不足といった課題にも直面しており、ローカル5G等を活用したDX化による解決が期待されています。ローカル5Gは、自治体や企業などが主体となり、限られたエリアで柔軟に5G網を構築できる無線通信システムです。ローカル5G網を構築することで、高速大容量・超低遅延・多数同時接続といった特長に加え、外部環境に依存しない安定したネットワークを保有できます。

本実証実験では、栃木県栃木市にある栃木ヶ丘ゴルフ倶楽部のゴルフ場にローカル5Gを構築し、ドローンカメラを活用した遠隔コース管理により従業員の業務を効率化することで、従業員不足の解決を図ります。また、ドローンによるラウンド中のプレーヤーへの飲食配送を行うことで、ゴルフ場の売上増加や業務効率化を狙います。更には、ウェアラブルカメラの活用によるゴルフ体験の高付加価値化を図ることで、新規参入プレーヤーの獲得やゴルフプレーヤーの定着を目指します。RWJは、総務省と契約した株式会社三菱総合研究所と請負契約を締結し本実証全体の統括を担い、ケーブルテレビと栃木ヶ丘ゴルフ倶楽部は本実証実験の有効性の検証を担当します。

3社は本実証実験を通じ、実証実験協力関係先の各社・各団体と共に他地域への普及展開に向けた汎用性の高いローカル5G活用モデルの構築を目指します。また、本実証実験で得られた知見を活用し、地域課題の解決・地域活性化への貢献に取り組んで参ります。

<参考資料>
■ゴルフ場におけるローカル5Gの実証実験の概要
golf_image

■実証実験協力関係先
エアロセンス株式会社、Support Technology Co.,Ltd、京セラコミュニケーションシステム株式会社、サムスン電子ジャパン株式会社、DXアンテナ株式会社、小山工業高等専門学校、株式会社関電工、鹿沼グループ、株式会社ゴルフダイジェスト・オンライン、株式会社グレープ・ワン、一般社団法人日本ケーブルテレビ連盟

■実証実験協力関係先
RWJは、2020年度より総務省のローカル5G実証事業において、地域防災や港湾の分野の実証実験を行ってまいりました。本年度は上記ゴルフ場における実証実験に加え、以下2案件に代表機関のプロジェクト支援として参画し、産業分野における有効性を検証してまいります。
①「ローカル5Gを活用した精製物のAI粒度判定等による離島プラント工場の業務効率化の実現」(代表機関:株式会社ハートネットワーク)
②「ローカル5Gを活用したAI画像認識によるブリ養殖の効率化に向けた実証」(代表機関:株式会社ZTV)

【本件に関する問い合わせ先】

株式会社地域ワイヤレスジャパン 広報担当 info@rwj.co.jp

ケーブルテレビ株式会社 技術部 info@cc9.ne.jp

株式会社栃木ヶ丘ゴルフ倶楽部 経営管理本部 経営企画部 m-arakawa@kanuma-g.com

PDFゴルフ場におけるローカル5Gを活用したコース運営の効率化及び新たなゴルフ体験の実現に関する実証実験の開始について